えてがみ

suneon2007-10-27

ちょっと前に、銀座の月光荘で購入した
ハガキタイプのスケッチブック。
ついに、使いました!!

父上の誕生日に、絵手紙を描いたのです。
父上は、「誕生日プレゼントはいらん!」とおっしゃるので
それならばと、タラバガニ(の絵)を送っておきました。

それで、今日感じたこと。
この、絵手紙を送る作戦を思いついたのは、
数日前のことですが、なんとなく後回しで、
なかなか手につきませんでした。
描きたい気持ちはあるものの…。

でも今日、えいや!と取り組んでみると、
楽しいし、あっという間に完成。

何かしたいなと思っても、私の場合、その次に必ず「面倒くさい」という
壁が立ちはだかります。
その壁を打ち破ることから始まる日々です。
なんちゅう低レベル!

たまたま観察しただけというのぞきみ

先日、ギュウギュウ詰めの中央線にのっていたときのこと。
車窓からあるビルの一室が見えたのです。
大きな窓がずらーっとあって、中は丸見えです。
隅っこにオフィス用の机やイスが少しあるだけで、
あとはなーんにもない、ガランドウ。
机とイスをひとつずつ、入口近くに並べて、
金髪のにいちゃんが二人すわっているのが見えました。
まるで面接をする人事担当者のようなイメージ。
「これ、どう? こんなかんじかな?」
「ええやん、ええやん!」
と声が聞こえそうなくらいの笑顔でしゃべっています。(←動きから推測)
どうやら、今からビジネスがはじまるようです。
それを準備している二人は、
おしくらまんじゅうに押されて泣きそうな私に
とてもまぶしく映りました。

はじまる人はキラキラです。
私なんぞ、新しいことをはじめてみたものの、あまり上手くいかず
どよよんです。
終わる人は、いろいろあったものを、ほとぼり冷めるまで引きずり、
あるときスパっとちょんぎって、清清しいかんじ。

さて、あの金髪のにいちゃんらの会社は、どうなっていくんだろ?
気になる今日このごろです。

ええことないじゃないか!

赤福餅、いろいろと報道されていますね。
とっても残念です。赤福餅、めちゃ好きだったんです。
お土産どころか、三重とは何の関係もない
大阪駅構内のキヨスクで普通に買っていたくらいです。
あんな常温のところにおいていて大丈夫か?
と思ったことは、正直、ありました。
でも大丈夫でした。
わたしの味覚は、おかしいのか?………へこむわ。
今となっては、「赤福はええじゃないか〜♪」という
あのコマーシャルソングが、むなしく響きます。

大阪の小学校は、昔は、たいてい、伊勢志摩に修学旅行です。
赤福が高かったため、類似品でちょっと安い「お福」なるものを
大量に土産で買ったことが懐かしいです。
こうなったら、「お福」にがんばってもらいたいもんです。
「お福」には、願ってもないチャンスです。
(今もあるならば…の話ですが…)

you are so cool!

渋谷のクアトロであった、souliveのライブに行ってまいりました。
ジャズ、ファンク、ブルース、なんでもアリのスゴ腕トリオですが
今回は、ラスタなボーカルさんが加わり、さらに多彩に。
最初は、PAのせいなのか、音が生音っぽくなりすぎていて
調和に欠けているように感じたりしましたが(好みの問題です)
そんなもんはすぐに調整され、
ハイ、ものすごいことになりました。

スゴ腕です、スゴ腕!
これはもう、「音楽で飯食ってます」といえる職人です。
一瞬、ほんまにトリオか!?と疑ってしまうほど
の音の洪水です。
キーボードがえらいことになっていて、
目が離せませんでした☆
かっこいぃぃぃ〜♪

a cup of coffee

suneon2007-10-08

連休最後の日です。残念ながら雨ですね。
わたくはというと、土曜日だけお休みして、高円寺へ。
久々の高円寺は、ゆる〜い、ゆる〜い空気が流れていて
最高でございました。
大一市場内にある、ベトナム料理屋「チョップスティック」へ立ち寄って、
なつかしの味「フォー・ガー」をいただきました。
この店は、生の米麺を使っているからか、
本当にベトナムで食べた味のようでした。
ああ、うるわしのハノイ
「焼きそば」ならぬ、「焼きフォー」が
おいしかったことを思い出します。
ぜひ、お店のメニューに加えてほしいものです。

****
昨晩は、田辺聖子さんの『残花亭日暦』を読み終えました。
(装丁のイラストは、イナキさんです。この方もおもしろい方です。)
田辺さんがカモカのおっちゃんを看取るまでの日々の話が
日記として書かれています。
年老いた母や病床の夫の介護話、普通なら、くら〜く、おも〜く
なりがちですが、さすがは田辺さんです。
夫婦のやりとり、家族(ぬいぐるみ含む)とのやりとり、
相変わらず笑えます。
だからいっそう、おっちゃんとさよならするときが近づくと
なんともいえない寂しさがありました。
これもまた、一人の男と女のお話、というわけです。

さて、本の話を反芻しながら、こうして書いていると
めずらしく、本当にめずらしく、相方がコーヒーをいれてくれました。
(だから雨が降っているのか!?)
映画の「カモメ食堂」の台詞に
コーヒーは人に入れてもらったものがおいしい、
というようなものがあったと思います。
「ほんとに、そうだなぁ〜」と思いつつ、
仕事の世界へじわじわと戻って行きます。
みなさま、ごきげんよう。。。

たのしいな

suneon2007-09-21

今日は、なんだか素敵な一日でした。
ロッコのシャウエンで知り合った日本人の旅人が
とうとう、やっとこさ、昨日、日本に帰ってきたと
知らせがありました。
金欠ならびに、体重15キロ減(元が太いのか?)を経て、
元気に帰国したとのこと。うれしいね。
あの遠い国の記憶が、一気によみがえってきます。

そして、夕方から、銀座の月光荘へ。
水彩画をはじめたという、わたしの大切な人への
お誕生日プレゼントを買いにいったのです。
お店の方は、めちゃくちゃ気さくで、何もしらない私に
いろいろと絵の具の説明をしてくださいました。
結局、ほしかった絵の具は、色があまり揃っていなかったため
色の多く揃っている絵の具と、いろんなサイズのスケッチブックを
買いました。あと、お店の方、イチオシ!?のアルミ製のパレットも。
喜んでもらえると、いいな〜。

もう一名、私の大切な人のお誕生日が近いということで
自分用とその方用に、はがきになってるスケッチブックを
買いました。ホルンのマークがかわいい、月光荘です。
誰に絵手紙を描こうかな〜♪

スロウもほどほどに

この連休に、友人と逗子の「coya」というカフェに行ってきました。
フードコーディネーターの根本きこさんご夫妻が
経営されているとか。
朝から集合して、昼前に到着しようとがんばって行ってきたのです。
が…、途中で電車に乗り間違え、結局、お店に到着したには13時前。
そして、お店はものすごい行列。
並んでいる子連れのお父さんに聞くと、「かなり待っていますよ…」と
暗いお返事。それでも、みなさん大人しく、イスに腰掛け、イスなしの人は
立って、待っておられました。
んでもって、我々も待つことに。私たちの前に6組待ってるとのことでした。
まあ、それでもそのうち順番はくるだろう…と思ったのが運のつき。
なななんと、腹ペコの我々がランチを食べられたのは、
それから2時間後のことだったのでした。ありえなーい!

お客さんは、文句一ついわずに、黙ってみんな待っておられました。
お店の人も悪びれるふうもなく、何も言わずに、
ただもくもくと普通にカフェを営んでいました。

私と友人は、気もそぞろ、悲しい気持ちになっておりました。
腹が減りすぎ、そしてなおかつ、「待つ」ことが大嫌いな関西人です。
「2時間も待っている客に、水の一杯もださねーのか!」とは
口が裂けてもいえない雰囲気。押し黙る、苦しい戦いです。
また、そのような大人しく待てない人間は、
このお店には招かれざる客なのだということも、
私たちもわかっておりました。

そしてようやく席をゲットし、待望のお食事。
ポークハヤシ、ドーナツ、カフェオレを注文しました。
で…残念ながら、仕事柄、そこそこ口の肥えている私たちが
二時間待って感激するようなお味は待っておりませんでした…
益々、悲しみは膨らむ一方。

また、店内はとても静かで、席についているお客さんは
入口の長蛇の列を知ってか知らぬか、
お茶をすすりながら読書などされておりました。
私と友人は、もう、ほんとにびっくり。
ゆっくりと、人間らしく生きることとは、
人に対して無神経になることではありませぬ。
逆に、すこし引いた目で物事や人を見ることができるから、
もっと細やかな心配りができるはずです。
私の考えるスロウとは随分違うことがお店で起こっていたので
とても残念でした。