たまたま観察しただけというのぞきみ

先日、ギュウギュウ詰めの中央線にのっていたときのこと。
車窓からあるビルの一室が見えたのです。
大きな窓がずらーっとあって、中は丸見えです。
隅っこにオフィス用の机やイスが少しあるだけで、
あとはなーんにもない、ガランドウ。
机とイスをひとつずつ、入口近くに並べて、
金髪のにいちゃんが二人すわっているのが見えました。
まるで面接をする人事担当者のようなイメージ。
「これ、どう? こんなかんじかな?」
「ええやん、ええやん!」
と声が聞こえそうなくらいの笑顔でしゃべっています。(←動きから推測)
どうやら、今からビジネスがはじまるようです。
それを準備している二人は、
おしくらまんじゅうに押されて泣きそうな私に
とてもまぶしく映りました。

はじまる人はキラキラです。
私なんぞ、新しいことをはじめてみたものの、あまり上手くいかず
どよよんです。
終わる人は、いろいろあったものを、ほとぼり冷めるまで引きずり、
あるときスパっとちょんぎって、清清しいかんじ。

さて、あの金髪のにいちゃんらの会社は、どうなっていくんだろ?
気になる今日このごろです。