おつげか

suneon2008-02-27

夢のお告げがありまして、
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を読んでみたら?と
誰かにいわれたのです。
目を覚まして、読んだことあるで〜と思いながら、
書店で購入し、ふたたび、読んでみたわけです。
そしたら、「蜘蛛の糸」ではなく、「蜜柑」という作品に出会って
すごくいろいろなこと、
例えば芥川という作家が書こうとしたことが何だったのかだとか、
芥川賞というものが何なのか、などなどが、なんとなく理解できたのでした。


それでもって、このたび芥川賞を受賞された川上未映子さんの作品を
さきほど読み終えました。
私はあの方のこの作品をとても支持したい気持ちです。
読み始めたときは、いろいろと思い違いをしたりしていましたが
物語の中盤以降、私が大きな思い違いをしていたことに気づきました。
この作品がたとえ芥川賞を取っていなくても、
どこかで読むことがあったなら
きっと今と同じように次回作を楽しみにしていたはずです、
ほんとに。



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歩いています。
新しい靴で、ときどき。
桜の並木が続く道を歩いていると、
春が待ち遠しくてしかたないです。
春が来たなら、この道は、どないなことになるねんやろ〜?
と思うほどの桜並木を早歩きするんです。
走るのもいいけど、歩くのもいいなと思ったりして。
道や景色に飽きたころ、筋肉がついて走れるようになっているかも。
続けます、歩くの。