がまん

suneon2007-03-24

大阪から東京にきて、3年と半分がたちました。
テレビで見たのですが、関西人、とりわけ大阪人が
一番よく使う言葉は「○○っ!」だそうです。
それを聞いて、あまりにの図星ぶりに噴出しました。
でもそれ以来、できるだけその言葉を言わないように
意識的にがまんしてきました。
つまり、がまんして3年と半分です。
さて、その言葉とは何でしょうか?

チクタクッチクタクッチクタクッチクタクッチクタクッチクタクッチクタクッチクタクッ

正解は…

「くさっ!」

でした。
もう何か鼻が感知したら、すぐに言ってしまう…
言わずにはいられない…それがナニワの血なのかしら。
ひとりが「くさっ!」といったら、周りの友達もかぶせて
「くっさ〜!」「くーっさっ!」と、オリジナルアクセントで
言い合います。

今は、それをできるだけ言わないように心がけているのです。
急に言って、びっくりされると困るので…ネ。

* * * * * * *

さて、そんなこととは何の関係もないのですが、
ミルトン・ナシメントのアルバム『Clube Da Esquina』は
不思議と懐かしく、望郷の思いがあふれてきます。
森、土、雨、風、躍動する人間…これ、私の故郷と全然違います。
つまり、イメージの中の故郷。
でもきっと人間のDNAに刻まれている古い古い故郷なのかもしれません。

このCDを聞いて、別に大阪は思い出さないけれど、
なぜか懐かしくて、やさしくて、泣きそうになる
不思議な一枚です。