ミルトン

suneon2006-11-25

ミルトン・ナシメントの『ミナス』を聴いて、涙する日々です。
なんという、声の力。
土の匂い、緑の匂い、風の匂い。
自由と、悲しみと、喜びと、生活と。
ブラジルに行ったこともない、地球の裏側の人間が、
海のないミナスを本当に見たような、そんな気にさせてくれる音楽です。

こんなに素晴らしい音楽が、わたしの生まれる前にあったのですね。
世界には、奇跡のような音楽がまだまだたくさんあるのだなと、
最近、元気のなかった好奇心がむくむくと首をもたげてきております。