狂気の世界

「ごく普通の、明るい人でしたよ」と
殺人者の近隣住人は、話すのが常です。
「まさか、あの人が!」と話すのも常です。

自分は正しいと思っている人が、狂気だったり、
狂気こそが、現実であったり…
そう思っている自分さえも狂気なのかもしれない…
と思った今日なのでした。

とってもいい人で、優しくて、「いいね、こんな人!」って
思わせる楽しい人だったのに、なんと傍から見れば、パワハラの超やっかいな
問題人だったんだって。

それを聞いて、びっくり仰天。
人間とは本当に分からない!
あたしは何を信じたらよござんす?
と思わずには、いられないのでした。

でも、それもまた真実。
あたしは、あたしの見たもの、触れて感じたことを
信じようと、必死に思う夜でした。