あれまっ!

suneon2006-11-15

なななんんとっ!!!
わが愛しのカエターノ・ヴェローゾ氏のアルバムが10月末に発売されていたではありませんか!
さっそく購入じゃ!!
あれれ? なんか去年、アルバム出してる??
なんちゅーこっちゃ、完全にノーマーク!!
ブラジル国内だけで発売された、表現集団(ダンスカンパニー)「GRUPO CORPO」のために
つくったアルバムが発売されているではありませんかっ!
ショック!!!
でも、入手が難しいみたい。
というわけで、さっそくラテンレコード専門のサイトで注文し、ゲットしました☆

先月出たアルバム『ce』は、息子のモレーノとその友達がプロデューサーらしいのですが…
うーん、なんちゅーか、かつてない消化不良。
とってもとっても楽しみにしていただけに、残念。
カエターノのあの血湧き肉踊る歌を活かしきれていない感じがしました。
ロックという切り口だったのだけど、んー、なんかスパークする感じがなかったのです。
ロックってそうじゃないだろ? 形ぢゃないぜ、心だぜ!な気分です…。
きっとモレーノたちと私が同世代なので、同じようなロックを聴いて
育ってきたというのも理由のひとつでしょう。
そのせいか、アレンジが私には陳腐で、面白みにかけるものに聴こえてしまった…。
私はいつもカエターノに、自分の知らない音楽を聴かせてもらうことを
期待しているのだと思います。
でも、曲自体は、すごくええので、もうちょっとつきあってみようかな。
何か見えてくるものがあるかもしれない…。


一方、ブラジル国内で昨年発売された『onqoto』は、ぶったまげる素晴らしさ。
前衛舞踏集団のためにつくった曲だけに、ものすごいインスピレーション!
今は、こればっかり聴いております。
こっちを世界に発信せんかいっ! な感じです。
そりゃヒットチャートに入れてもらえそうなアルバムではありませんが…。
音で空間をつくったような、間と声とリズムの融合でしたわん☆☆☆
もう泣いちゃう!!