さっき、ゴンチチチチ松村がカエターノ・ベローソの
コンピに寄せていたコメントを読んだ。

「カエターノが日本でこんな人気者になるなんて、本当に喜ばしいことです。実は僕、10年以上前に大阪の花博でカエターノのライブを見たことがあるのですが、その時のお客さんの少なさに悲しくなってしまいました。カエターノはそれでも熱演するのですが、いまいちお客さんの反応も盛り上がらず、切なくなるばかりでした。それが今やこの通りの人気者であります。素晴らしい曲作り、そしてあの声、歌い方、その才能に誰もの心がとけてしまうのは当たり前のことだったのです。」(チチ松村)

10年以上前の花博…。子供だったけど、私は花博に行ったような覚えがある。
ニアミスだ! カエタノはそこにいた!(その日ぢゃないかもやけど)
でも10年前の私なら、きっとカエタノの素晴らしさに気づかなかったかも知れないね。

そう考えると、出会いというのは、偶然なようで必然なようで…。
そういや、前にもこんな経験がある。
半年以上前に買った本。読もう読もうと思いながら後回しになっていたのに、
半年後、ふとした拍子で読んでみると、あら不思議!
その時の自分が求めていたことがたくさん書かれていた本だった。
半年前には、きっとその本の深さが理解できなかったかもしれない。

これもまた、偶然であり必然なのだね。それが出会いというものなのだね。
だとしたら、自分のアンテナ次第で出会いはうんと増やせるのかも。
あ、でもそのとき、自分が出会ったものを受け止められないと意味ないねんなぁ。