la mala educacion

suneon2005-05-18

強風が吹き荒れた水曜日。may stormらしいです。
風が強いと困ることもあるけれど、空がすごくきれいになると
知っていたかい? 空気中の埃をどこかに吹き飛ばすんですぞ。
レイトショーを観た帰り、空にはお月さんと星がはっきりと見えました。

さて、今日は待ちに待っていた、ペドロ・アルモドバル監督の映画
BAD EDUCATION」(原題 la mala educacion)
を遅ればせながら観てきました。http://www.gaga.ne.jp/badeducation/
水曜日はサービスデイで1000円なんですもの。
しかも、思ったより空いておりましたのよ。

映画の感想はというと、相変わらずタブーにしっかり踏み込んで、
映像もとてもキレイで官能的で
その辺はアルモドバル監督らしいかんじでした。が、しかし、
彼にしては、わっかりやすい、なんかちょっと
サスペンスみたいでした。
音楽もオープニングからサスペンスみたいな曲がかかったので
びっくりしたけど、観終った後はやっぱりサスペンス風だからあの曲で
よかったのね…と思ったり思わなかったり…。

ところで、主役のガエル・ガルシア・ベルナル、頑張りました。すごく。
モーターサイクルダイアリーズ」の時のチェゲバラ役はかわいくて
かっこよかったけど、今回は超ハードなシーンが多いので、
(ホモセクシャルの話ですから…)、体当たりな感じ。
もう一人の主役フィレ・マルチネスも良かった。
彼はホンマにホモに見えた。
美しかったよ…。
それにしても、アルモドバル監督の映画て、ホモやらオカマちゃんやらが
よく登場するわね〜。好きなモチーフなのかな。
ちなみに、私はアルモドバル監督の作品だと、「オールアバウトマイマザー」が
一番好きかなぁ…。
と言いつつ、それより以前の作品を見てないからなんともいえないけど、
また機会があれば、観てみます。
はー、レイトショー、たまに観るには楽しいものです。